昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

昨日は午前の診療をお休みさせて頂き
日本抗加齢医学会専門医の講習会参加のため
東京へ行ってきました。

歯科医学の分野でも注目を集める抗加齢医学。
抗加齢医学の研究は出生から歳を重ねるに従い
様々な過程で生じる現象を科学的に捉える意味で
非常に有意義なもので
生活習慣病、ストレス、疲労、免疫低下などを改善する事が
出来るわけです。

細胞レベルから全身レベルでのアンチエイジングのとらえ方を
わかり易くご講義下さった、慶応大学病院の坪田一男先生、
口腔乾燥症を呈するシェーングレーン症候群の研究に長年従事された
斉藤一郎先生のご講義も非常に勉強になりました。
朝十時から夕方五時までのびっちりとしたスケジュールでしたが
連日のワールドカップの疲れも感じる事もなく（てへへ）
充実したものとなりました。

ただね〜講習会でね〜苦手な物があるんです。
会場の隅に小さく設けられた喫煙所での休憩時間。
長い一日、何回かある休憩に
一服吸いにコソコソと集まる面子はほぼ同じですからね。
何となく喋らざる得ないわけですよ。
ここで
「先生」
「先生」と呼び合って
名刺交換したり会話するのが面倒。

「ほぉ〜そうですか。
それで先生はどちらでご開業されておられるんですか？」
本来であれば
「いやぁ〜ご開業って程でもないっすよ。
ちまちまと地味〜にやってるんでね（ここで鼻から煙を出す）
お話する程のモンじゃないっすよ」と言いたいトコロをグッと押さえ
「はい、群馬県の前橋市でやっております。」
「ほぉ〜そうですか」
「……」
「……」
「上州の空っ風ですねぇ」
「ハイ…」
「……」
「……」
気まずい沈黙…。
ちぇっ。ショウガナイなぁ。
「先生はどちらで…？」
「私は埼玉県の草加市でやっております。
20年になります」
「そうなんですかぁ〜。
うわぁ〜すごいですねぇ〜」（大げさにのけぞってみたりする）

それでもやはり先輩方々のお話は
色々勉強になる事も多々ありましてですね
結構貴重な体験談なんかも
聞けたりする事もあるんですよね。

人間日々是精進
毎日が勉強ですね。

ちなみにお隣同士になった女医さんは
岩手からいらしたそうです！！すごい！！