ゲノムの理解

先日行った抗加齢医学会のテキストを
改めて読み始めています。

人の身体はタンパク質から出来ているといっても過言ではありませんが
そのタンパク質はすべてDNAによって構成されている遺伝情報をもとに
作られるわけですね。
現在、すべての遺伝情報は解読されておりますが
まだすべての領域においてどの部位が遺伝子領域で、それぞれの遺伝子が
どのような働きを持っているのかまでは解析されていないのだそうです。

しかしながら、最近の研究によってかなりの数の遺伝子とその機能が解明されてきており
遺伝子による特定の疾患や生活習慣病のしくみ、個々人の疾病リスクの度合い、それぞれの薬に対する感受性、精神的要因までも説明できるようになってきたそうです。

ですからこれからは
病気を遺伝子から捉える、治療法を遺伝子から考える、さらには予防を遺伝子から実践する、いわゆるテーラーメイド医療が始まりつつあるのだそうです。

すごいですよね。
非常に興味深い!!

ところで話は変わりますが
自慢じゃありませんが私は大学の六年間、
講義中は爆睡するか歴史本を読むということに
かなりの時間を費やしていましたが
遺伝子の講義だけは
本当に真剣に聴講させて頂いておりました。

理由は一つ…。

花澤教授がとっても素敵だったから…。

しっかりノートをとって
その後の休み時間に
ノートを胸にだいて
「先生〜先ほどの講義で解らなかった部分があるんですけどぉ〜(上目使いも忘れずに)」と
教授室に質問に伺うのが密かな楽しみでありました…。

懇切丁寧に先生はご説明くださいましたが
もともと大して理解しているわけではない事柄を
説明していただいても
結局よく解らなかったのですが
教授室を出る頃には
すっかり頭が良くなった気がして
意気揚々と教室に戻って行きました。

そんな訳で
遺伝子と聞くと何となく勝手に
親近感を覚えてしまう今日この頃です…。

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昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

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