夏休み

夏休みを頂いておりまして…。

ちょっとご無沙汰しちゃってすいません。

昨日銀座三越にあるボビーブラウンで
リップグロスとチークを買いに行った時の事。

新色をいくつか試しにつけてもらっている時
となりの椅子に別のお客さんが座りました。

ちらっと見ると
なんと小学生!!たぶん3〜4年生くらいかな。
母親と一緒に来ている。
たぶん母親の方は私より少し若いくらいかな…。
母子とも一見普通の親子で
特別に変わった様子はない。

そして慣れた口調で子供の方が言いました。
「アプリコット系の色のチークが欲しいんですけどぉ」
え〜〜?!!
わざわざチークなんかしなくても血色いいじゃん!!

販売員の方もさすがプロ。
顔色ひとつ変えずに
「かしこまりました」と何色かチークを選び
「この部分にふんわりとのせると
若々しさがでて可愛いですよぉ」なんてアドバイスまでしている。
え〜〜?!!
わざわざ若々しさなんて出さなくてもいいんじゃないのぉ〜?!!
若いんだから!!

確かに小学生くらいになると
女の子って化粧品に興味を持ち始めるんですよ。
私もそうでしたから…。

母の口紅をこっそり持ち出し
塗ってみる…。

結局オバQのQちゃんみたいな口になっちゃう。

それでも鏡に写る自分が何だか大人びたような気がして
わくわくしたものです。

結局その子はチークとアイシャドウを購入し
親子とも満足そうに帰っていきました。

時代が変わったのかなぁ…。

私なんて夏休みといえば、毎日泥んこになって外で遊び
くたくたになって家に帰り
畳の上で大の字になって
「ミーン、ミーン」と蝉の音を聴きながら昼寝…。

しばらくすると「トントントン」とまな板と包丁の音で目を覚まし
うっすらと目を開けると
夕食の支度をする母の後姿。

そんな光景が私の中で素敵な思い出として残っています。

何も先を急がなくても
その時期にしか経験できない事ってあると思うのです。

あの小学生は
どんな思い出をつくるのかな…と
他人様のお子様ですがちょっと不安になってしまいました。

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昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

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