軽井沢の悪夢

この連休はみっちゃんとの旅行を企画しておりました。

午前の仕事を終え軽井沢のショッピングモールで買い物をし
同じく軽井沢のフレンチのお店でファグラを堪能し
ホテルに一泊…という予定でおりました。

ところがですね…
すべての歯車が悪い方悪い方へと
回ってしまう事ってあるんですよ。

今回の旅行は(私の企画ミスもありますが)
本当に悲惨なものになってしまいました。

まず上信越道の軽井沢インターの料金所から悪夢が始まりました。

料金を払って前をみるとものすごい渋滞。
まったく動く気配がない…。

「ちこちゃん…裏道とかないの?」
軽井沢初デビューのみっちゃんは不安そう。

「裏道ねぇ…あるかもしれないけどわかんねぇな」
コンナトキ私は本当に頼りにならない。

結局インターから12キロ先にあるショッピングモール付近に到着したのは
なんと5時間後!!

すでにフレンチのお店の予約時間がせまっている。

とてもじゃないが買い物などしている時間はない。

「ちこちゃん…今回は買い物諦めようよ」

みっちゃんごめんね。
せっかく来てくれたのに。

泣く泣くモールを通り過ぎ
レストランに着いたときには二人ともぐったり。

カラカラに渇いたのどを
私は赤ワイン
みっちゃんはミネラルウォーターで潤して
コース料理をオーダーする。

ところがですね…このお店、
料理がなかなか出てこなかったり
スタッフの方の段取りの悪さに
私もちょっとイライラ気味になっていたのですが
みっちゃんのスープからビニールの破片が
出てきたときには
温厚な私(?)も怒り爆発してしまいました。

普段なら「まぁ…しょうがないよ」と笑い飛ばせる事でも
5時間渋滞の後だから
疲れきっているわけですよ。

「すいません!スープにビニールが入ってたんですけど」
「申し訳ありません」
「……」
「……」
えぇっ?!!そんだけ?!!
取り替えてくれないんだ…。

テレビでも紹介されていた有名店だったんですけど
そんなもんなのね。

すっかり落ち込んでしまった二人は
レストランを後にホテルへ向かう。

ところがホテルへ到着してみると
暖房の故障とやらで部屋は寒々としている。

「ものすごく寒いんですけど
どうしたらいいですか?」半泣きの我々に
ホテルの方は満面の笑みを浮かべ
「お布団をお貸しいたします。」

結局その夜は
頭まで布団を被り寒さをしのぐことに致しました。

「ま、こんな事もあるよね。これも思い出作りだね」

やられっぱなしの二人でしたが
それでも女二人旅は楽しいもの。

我々のお喋りは夜更けまで続きました。


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昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

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