カポーティー

フィリップ・シーモア・ホフマンは私の大好きな役者さんの一人。

彼の存在感と演技力は賞賛に値します。

彼は「リプリー」「ハードエイト」「マグノリア」等でも
いい仕事をしていますけど
その彼の主演、初監督作品の「カポーティー」を観ました。

「ティファニーで朝食を」の原作者であるトルーマン・カポーティーの
最高傑作といわれる作品「冷血」を生み出すまでの背景や
彼の複雑な人間性を描いた作品。

映像がきれいでホフマンの職人芸というべき演技力も
素晴らしかった。
実在の人物の映画化って主人公の個性が強いと
演じている役者さんのキャラクターが負けてしまって
観ている側が「なんかヘン」と感じてしまう事がありますけど
この映画でのホフマンは
カポーティー独特の声のトーンやジェスチャーを深く研究し
完璧なカポーティー像を創り上げているトコロは素晴らしい。

ちなみに恥ずかしながら私
この「冷血」って読んでいないんですよ。

さっそくamazon . comで注文いたしました。


pagetop

昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

MENU

Calendar

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
<<前月 2006年10月 次月>>

New Entries

Mobile

Archives