占い

「先生、○○という人の占いがよく当たるっていう話なんですけど
一緒に行きませんか?」というスタッフのエリちゃんからのお誘い。

彼女は21歳。
彼氏との事を占ってもらいたいらしい。

その占いの先生の事を他のスタッフに聞くと
かなり有名な人らしい。

「行く、行く〜ぅ!」と私。

多かれ少なかれ女性は占い好き。

私もウン十年前、
今日は「新宿の母」だの
明日は「大泉の母」だのと
有名な占いの先生の所に友人とよく行きました。

しかし毎度聞くことは一緒。

「私って結婚出来るでしょうか…。」

占いの先生は名前の字数を数えたり
手相をみたりして沈黙。
そして必ず返ってくる言葉が異口同音。
「出来ますよ。でもねぇ…」

「で、でもぉ?!!でもって何ですかぁ、先生〜〜〜ぇっ!!!」

私の物凄いケンマクに占いの先生はタジロギながらも
「出来るんだけど…、あなたがかなり強いからねぇ。
あなたのパワーが男勝りなのよ。」

そんな事は占わなくても皆が知っている。

「でも出来るんですねっ?!」机の端をガシッとつかみ身を乗り出す。

「出来ます。でもかなり遅いわねぇ」

「遅くてもかまいませんっ!確実に出来るんですねっ?!ねっ?!ね〜〜ぇっ?!」と
何度も念を押したものです。

しかし女性というものは
占いが大好きだけれども云われた事を、“うのみ”にはしないんですな。

色々言われても
結局都合の良い所だけをチョイスする傾向が強い。

「そのオトコは絶対に駄目!すぐに別れた方がいい」と言われ
思い当たる節があるものだから
「やっぱりなぁ…。」と納得し
「そうよ!あんなオトコこっちから別れてやる!」と固く心に誓っても
そのオトコからの電話があると
「うん。今すぐ行くねっ!」と
一目散に彼の元へ出向く。
そして挙句の果てに
「あの占いの先生、彼と別れた方がいいなんて言ってたけどさ、
本当の彼の事わかってないのよねぇ。」となる。

さて…私はというと
最近では
雑誌の最後の方に必ず掲載されている占いのページも滅多に読まなくなり
たまに目を通すとすれば“仕事運”と“健康運”ばかり。

さて…エリちゃんとの久しぶりの占い体験。
何を占ってもらおうかな…。

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昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

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