昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

以前からこのブログでも口をすっぱくして申し上げておりますが
新幹線車内での携帯電話の使用…あれ、本当にやめてもらいたい。
大迷惑です。
私のように人様に迷惑を掛けっぱなしの人生を送ってきた者が
このような事を申し上げるのもナンですけどねっ！

静かな車内に大きな着信音が鳴り響く。

パターン�@
ガバッと起き上がり慌てて自分の携帯をとりだし
小声で「もしもぉ〜し」と言いながらも
小走りにデッキに出て行く人。

許します。

パターン�A
ガバッと起き上がり慌てて自分の携帯をとりだし
小声で「もしもし？今、新幹線だからさ。後で掛けなおすよ」と
答える人。

許します。

パターン�B
ガバッと起き上がり慌てて自分の携帯をとりだし
座席に座ったまま大声で
「もしもし？あぁど〜も〜。お世話様ですぅ〜。
え？今？大丈夫ですよぉ〜。は〜い」と
そのまま話をはじめる人。

許しません。
有罪です。

だいたい車内での携帯電話の使用のパターンは上記の
3つのカテゴリーに分類されているように思っておりました。

しかし先日、
新幹線で私の前の座席の人が
許しがたい新しいパターンを作ってくれたので
ご報告します。

パターン�C
座席に座ったまま“自分から電話を掛ける人”

許せねぇ…。

頭にきたから
後ろから思いっきり首でも絞めてやりたいと思いましたがそれも出来ず
ささやかな抵抗のつもりで写真をカチャっと撮りました。

その人は
一代で会社を築き上げた中小企業のワンマン社長タイプ。
60代前半ってトコロでしょうか。

この社長（…かどうかは、わかんないけどね）とにかく声がデカイ。

「う“〜んっ。う”〜んっ。いえいえ、運賃だけはちゃ〜んと請求してくださいよぉ。
いえいえ。小原さんに迷惑かけるわけにはいかないからさ……うん、うん。
いえいえ、運賃だけはちゃ〜んと請求してくださいよぉ。え〜っ？だめだよ、小原さん！
いやぁ〜困ったなぁ」

困ったのはあんただよ。
“小原さん”に迷惑かけなくても車内中の人に迷惑かけているじゃねぇか。

そして社長（…かどうかは、ホントわかりませんけど）の電話は延々続き
「いえいえ、それじゃ困っちゃうよぉ。
小原さ〜ん！運賃だけはちゃんと請求してくださいって」

何だか電話の相手の“小原さん”にも腹が立ってきた。

社長がそこまで言ってるんだから運賃を請求しなさいよっ！
“小原さん”！！
あなたの好意が間接的に車内の我々に迷惑をかけてしまっているという事実をご存知ですかぁ？

そんな風に悶々とした私と
社長を乗せた新幹線は
東京へとむかうのでした。