洗濯物

私が小さい頃は
両親は子供達に家事の手伝いをさせた。
多分、躾のひとつだったんだと思う。

幼稚園の高学年の頃に
初めて父から
「毎朝、パパの靴を磨く事」というお手伝いを
義務づけられたのが始まり。

ブラシをかけて
その後、靴墨をぬって磨き上げる。

小学生にあがると
朝ご飯の前には
玄関とトイレの掃除と、庭掃除は
姉妹で分担作業となり
家事もだんだん増えていった。

その都度、ほうきのかけかたや
雑巾を固く絞る秘訣の様な事を
細かく指示される。

そんなお手伝いの中で一番嫌いだったのが
洗濯物関連。

昔は二層式の洗濯機で
今から考えるとそれはもう面倒な作業で
その後ベランダで干さなければならない。

特に辛いのが冬場。

手が凍えそうになる。

ただとても印象に残っている場面があって
母が
「私が群馬にお嫁に来た当時は
ハンガーが無くて
物干竿に洋服の袖を通して
全部干したのね。
そしたらおばあちゃん(姑)が
“Yシャツの前身頃は北向きに干したらだめよ。
縁起が悪いからね“って言ってたのよ」と
楽しそうに語っていた事。

まぁ…色々と勉強させてもらいましたよ。

しかし
大人になって悲しいかな
両親がそうやって躾てくれた事…
全く役に立っていませーんっ!

学生時代も1人暮らしをしておりまして
洗濯物は部屋のカーテンレールにハンガーで干し
それをたたまずそのまま放置して
着る時にハンガーから取って着る。

そして結婚すると更に
ぐうたら度は上昇。

洗濯物も乾燥までやってしまうから
結婚してから殆ど干した事がない。

ところが今朝
大ハプニングが起きた。

昨夜洗濯物を洗濯機に投入し
朝、乾く様にタイマーをかけておいた。

ところが
今朝洗濯機を開けてみると
乾いていない!

洗濯機が故障してしまった。

仕方がないので
久しぶりにベランダに洗濯物を干すという作業をした。

本当にあれって面倒ですねぇ…。

世の中の主婦の方々は
これを毎日されているわけですから
本当にすごいと思う。

スタッフの関ちゃんは
小さいお子さんが3人おりますから
一日中洗濯機はまわしっぱなしだという話はよく聞いていた。

またそれを夕方にはとりこんで
ひとつひとつたたむわけですよね…。

もう…頭がさがります。

脱水された洗濯物をひとつひとつ手に取り
パンパンと叩いてシワを伸ばし
ハンガーにかけて
物干竿に干す。

久しぶりに子供の頃を思いだしました。

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昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

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