孫氏の兵法②

私が心から信頼できる友人I氏からの電話。

彼は私の前回のブログ「孫子の兵法」を読んで
「犬の名前に
『孫武』
『孫臏(そんぴん)』は、ありえないだろ…」という指摘があった。

理由としては
私は元来、「好きな歴史上の人物」を
犬の名前につける事にしているけれども
彼曰く
私自身が「孫武、孫臏の事をよく知らないから」という事。

確かに…。

I氏の知識はハンパじゃないので
孫臏なる人の事を色々と聞いてみると
あまり感銘を受けなかった。

「うん。では孫武、孫臏はやめます」と、即決。

更にI氏は
「結局、お前は軍師が好きやからなぁ…」と、言って
色々と名前を列挙してくれたり
「茶人あたりを攻めるのもいいのでは?」というアドバイスもくれた。

なるほどぉ…。

さすが歩くウィキペディア。

ちなみに…
I氏は超リッチでハンサムで
とても頭のいい人で
いつも、的を得た事を言うから
さすがの私もぐうの音も出ない。

ただ
どちらかというと
いつも沈着冷静というか
感情に流されない…というか
私とは真逆の性格の人なんですな。

クール。

そのクールなI氏が
犬の名前の事で電話をくれて
一生懸命に
「まぁ…俺も色々と調べておいてやるから
ゆっくり考えや…」という言葉が
ちょっと可笑しくて嬉しかった。

一見クールではあるけれども
とても優しい人なんですな。

ちなみに…
今回出産したラブラドールのマツという名前は
児玉源太郎の奥様の名前を頂戴したわけですが
児玉源太郎というヒントをくれたのもI氏。

やっぱりあれですかね…。
I氏も言っておりましたけれども
黒田官兵衛…つまり黒田如水からとって
『如水(じょすい)』にしますかね…。

響きもかっこいいし。

まぁ…竹中半兵衛に比べて
この黒田如水という人は
若干の野心がございましたからね…。

「竹中半兵衛と双璧をなす秀吉の参謀」と、
言われていますけれども
参謀が野心を持っちゃ…いかんのですよ…。

ちょっとそこの辺りが
気になるところではありますけれども

「五井如水」…いいじゃな〜い♬

また
古田重然という戦国時代から江戸初期にかけての大名で
一般的には別名「古田織部」という
茶人として有名な人を
教えてくれた。

『織部』(おりべ)

オリーブの色があまりにも美しいので
それに感動した彼は
オリーブ(織部=オリブ)と、名前をつけたらしい。

そんなエピソードを
I氏から聞いていたら
もしかして織部焼の織部?と、思い
質問したら「そうだ」と、言う。

私は織部焼の器は大好きなんですよね!!!

ちょっと感動!

オリーブも好き!

そこで
名前は「織部」(おりべ)に決定しちゃおかな。

「五井織部」…いいねぇ〜♬


こんな風に色々と考えるのが
楽しいですね。

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孫氏の兵法

『孫氏の兵法』…これは言うまでもない事ですが
紀元前500年に書かれた兵法書であり
歴史上、名を残す偉人というのは
殆どの方はこの書物は読んでおられるでしょうし
現在でも大中小企業の経営者の方や
例えばハーバード大学の学生も
必ず読むらしいんですな。

兵法書と言っても
戦術だけでなく
所謂、経営戦略、人との関わり方…
総合的な内容が盛り込まれている名書中の名書ですよね。

さて…この孫氏の兵法ですが
非常――――――に、お恥ずかしい話なのですが
私は昨日まで
「孫子」という人が書いた物だと思っていた…ので
今度、産まれた犬の赤ちゃんに
「孫子」という名前を付けようと思っていたわけです。

しかし
昨夜、弟のタケに聞いて驚いたのですが
これって「書物の名前」なんだそうですね。

「じゃぁ、誰が書いたわけ?」と、聞くと
孫武(そんぶ)と
その100年後に出てくる孫臏(そんぴん)の書物を
編集したものが孫氏の兵法なんだそうな。

「じゃぁ、誰が編集したわけ?」と、聞くと
一説には三国志の曹操(そうそう)という人…という説もあるが
謎なんだそうな。

じゃぁ…
犬の名前は
孫武(そんぶ)と
孫臏(そんぴん)にするか…。

でも獣医さんでも困りますよね…。

受付の方に
「これは何とお読みすれば…?」と
必ず聞かれる。

「ソンピンです…」と、いちいち説明しなきゃいけないし
受付の方も
パソでのカルテ入力でも手間取るでしょうな。

受付の方にご迷惑がかかる。

また
「ショコラちゃん」「マロンくん」等の名前が多い中
「そんぶ君〜♬」とか
「そんぴん君〜♬」と
待合室で呼ばれるのも
ちょいと恥ずかしい。

もともと私は
歴史上の好きな人物の名前を
犬につける癖がある。

今いる子達も
(北條)早雲(そううん)

(竹中)半兵衛(はんべえ)…
(この子は他界しちゃったんですけどね…。)

(斎藤)道三(どうざん)

マツ(児玉源太郎の奥方)

さて…困ったな。

孫武、孫臏以外となると…
好きな人を沢山おりますけれども
パッと思いつくのが
マリア・テレジアとか
ナポレオンとか
エリザベス1世とかね…。

「エリザベスいっせいちゃ〜ん♬」と
呼ばれるのもいかがなものか…。

一番恥ずかしいのは「ナポレオン君〜♬」ですよねぇ…。

現在の子犬達は
何匹か里親さんが決まっているので
現在は名前をつけておりません。

首にまいたリボンの色で
識別している。

犬の名前…現在、思案中です。

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授乳

マツのその後ですが
子犬が7匹もいると
きちんと全ての子にお乳がいき届かないのでは…?
という素人判断で
「ホラ…オッパイはここだよ」なんて言って
赤ちゃんを乳首のところに移動したりしておりましたが
うまく出来ているもので
放っておいても
まんべんなく皆、お乳を吸うのね…。

基本的には静かな犬部屋で
そっとしていますが
時々見に行くと
赤ちゃん達は
お腹をパンパンにふくらませて
スヤスヤと眠っていたりするから安心。

いつまでも私の赤ちゃん犬だと思っていたマツも
しっかりと母親業を頑張っております。

器用に一匹づつ体を舐めて
子犬の世話している。







しかし
5日目になってみて
それぞれ観察していると
(子犬の区別がつく様に
首にそれぞれ異なる色のリボンを巻いて区別している。)
一番の特等席で“ドヤ顔”でオッパイを吸って
グングンと大きくなっているのが青君。

うちのスタッフは青君のコトを
「チコ先生」と、名前をつけている。

ところが“白ちゃん”は要領が悪いというか
いつも“つまはじき”にされ
オッパイにありつけない様だ。

体も他の子に比べて小さく
ミィミィとないている。

そこで白ちゃんには
哺乳瓶や注射器のシリンジで
ミルクをあげることにしている。

日曜日の午後は
私は仕事はオフでしたので
子供達に授乳しているマツの頭を膝枕で寝かせながら
私は白ちゃんに授乳…。

ある程度のところで
マツの乳首のところにそっと戻すが
他の子に押しのけられてモゾモゾしている。

仕方がないので
お腹がパンパンになるまで再授乳。

「ホント…要領が悪いなぁ…。」

うちの妹の典子の小さい頃を思いました。

母親というのは
子供に対する愛情というのは平等に与えますでしょ。

ところが
これが兄弟姉妹間になると
小さい頃というのは
「取り合い」しますよね…いや…少なくても
私の小さい頃はそうでした。

私がまだ幼稚園位の頃でしょうか…。

幼稚園から戻ると
母が手作りのおやつを作って
私と妹の典子に
「食べなさいね」と、言って
テーブルに置く。

典子は小さいから食べるのが遅いわけですよ。

おやつを食べ終わった私は
チラッと典子のお皿をみると
まだおやつが残っている。

それを横取りしちゃうわけです…私。

すると典子が泣く。

母が気づいて私を叱る…という構図。

そこで幼稚園児の私は
典子に泣かれない様に
おやつを取り上げる方法を考案したわけです。

例えばソフトクリーム。

私のソフトクリームはすぐになくなってしまうので
8割位、食べたところで
典子に「早く食べないと鳥に取られちゃうから
お姉ちゃんのと交換してあげるね」と、言って
殆ど残っている典子のソフトクリームと交換する。

典子はワケがわからないので
「お姉ちゃんありがと」と、言って
ソフトクリームを交換する。

「フフフ…簡単だな…」と、ほくそ笑む私。

ふてぶてしい幼稚園児である。

要領の悪い白ちゃんが
何だか小さい頃の典子の様で痛々しい。

約2週間で目が開くそうですね。

それまでが新生児期なんだそうですよ。

皆、元気に育ってくれるといいな。

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昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

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