昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

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昨日の続き…。

ベートーベンの悲愴に着手して2日目。

相変わらずモタモタと音符をひろいながら悪戦苦闘中。

まず耳から聴かないと…と
CDで第二楽章と第三楽章を聴いて
「やっぱ、かっこいいなぁ…」と、感動しつつ
「ってゆうか、これ…私に弾けるのかな…」と不安がよぎる。

あれだけ一生懸命練習して仕上げたのに
結果的に大失敗した去年のピアノの発表会が脳裏をよぎる…。

そこでふと名案が浮かぶ。

発表会で「影武者」を使う。

私の妹のりーたんは
昔から顔立ちと声がよく似ていると言われている。

さっそくりーたんに電話をし
「あんたさ…悲愴弾けるでしょ？
私の発表会の時なんだけど
私の振りをして出てよ。影武者になるわけですよっ！」

「えぇっ？！」

「大丈夫よ。バレないわよ…絶対にっ！
後藤先生に『あら…ちょっと背が伸びた？』って聞かれたら
『えぇ。今回は高めのヒールを履いてきました…うへへ』っておどけてみせるのがポイントね。
そしたら絶対にバレないね。」

「お姉ちゃん…そんなくだらない事を考えている暇があったら
とにかく練習しなさいよ。
こっちも忙しいんだから、電話切るわよ」と、けんもほろろ…。

練習はしますよ。

でも面倒見のいい彼女の事ですから
最悪の場合、影武者として代わりに出てもらおっと♬

つか、バレるな…やっぱり…。

ピアノのその後ですが
相変わらずちっとも上達はしておりませんけれども
楽しくやっております。

ショパンのワルツのズッチャッチャーには悪戦苦闘しましたが
今回のレッスンで
やっと先生の「ま、いいんじゃないですか？」のお言葉を頂戴しまして
終了いたしました。

ぶっちゃけ…泣きそうになる位嬉しかった。

水曜日の診療後がピアノのレッスンの日なんですけど
一番上手に弾けるのが水曜日の昼休みなのね。
誰もいない時。

先生がお見えになると
未だに緊張して手が震える…ので
ズッチャッチャーをかなりの高確立で間違える。

いっその事
昼休みに弾いたものを録画してですね
先生に送って通信教育にしてもらいたい位…。

さて…今回のレッスンの後
では次の課題曲は何にしましょうか…という話になり
「発表会では何を弾きたい？」と聞かれまして
「ベートーベンの…ひ、ひ、悲愴…が弾きたいですっ！」と、言ってみると
「いいんじゃないの。」との事。

マジでぇーーーっ？！

先生がデモンストレーションで弾いて下さり
「第二楽章と第三楽章をやってみましょうか…」と、仰って下さった。

あの曲大好きなんだよなぁ…。

嬉しいなぁ〜と、浮かれていたのはその夜だけ。

翌日、譜面をみて愕然。

難しいし10ページもあるや〜ん（泣！

昼休みに
まず主旋律の右手だけをモタモタと練習していたら
夫が「飯は？」と、来た。

チッ…。

「“げーじつ”と主婦業の両立って大変だわ…」と、悪たれをつく。

まぁ…私のピアノのレベルはとてもじゃないけど“芸術”なんて言える程のものではないのですけれどもね…。