昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記
前橋の昭和大橋歯科院 院長Dr.チコの日々の想いを綴っています。
卒業生
2005.10.04 (Tue)
「歯が痛い」「親知らずが痛い」「入れ歯が合わない」患者さんは様々な問題を抱えていらっしゃいます。それらの問題に対応させてもらいながら、ほとんどのケースで徹底させてもらっているのが「ご本人のブラッシング」です。そのためにうちの衛生士達も、患者さんに正しいブラッシングをしていただく為に日々頑張っています。すべての治療が終了し、ブラッシングの改善が確認されて始めて治癒となるわけですが「ちゃんと歯をみがけよ〜」とドリフターズのカトちゃん的言葉をかけ、最後に患者さんを送り出す時、感慨深いものがあります。成人式を迎えたわが子を社会に送り出すときの様な…または卒業生を送り出す教師のような心境です(ま、私は子供いないんですけどぉ…イメージとして)。重度の歯周病の場合、その治療期間はかなりの長期となる場合があります。そうなるともうその患者さんは家族同然のような存在になり、治療が終わるとなんだか寂しくなってしまって、患者さんと担当衛生士と三人でうっすら涙を浮かべることもありました。(一番涙もろいのがナカジね)昭和大橋ブラッシング学校の卒業生が、いつまでも健康な歯でいてくださることを、本当に心から願っています。