昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

お正月用のお花。
待合室のコンソールテーブルの上に飾りました。
綺麗でしょ！！

さて、今日はちょっと憂鬱な気分になったお話。

昨日、某女性作家の版画の展示会に行ってきました。

作品を見ていると、販売員の女性が
「いかがですか？おきに召したものがありましたか？」

やだな…。面倒くさいな…。
「は、はい…。まぁ…。」
こうゆう時私は非常に気が小さい。
そんなわけで彼女にぴったりマークされる事になってしまいました。

「彼女のこういった作品は非常に珍しいんです。エキゾチックでありながらガーリッシュでしょう？それでいてこのお値段は非常にお買い得ですよ〜。」
といった彼女の演説は20分位は続いたと思う。
「今買うかどうかご決断いただかないと、一時間以内にはもう売れてしまうとおもいますよ。」
エキゾチックだかガーリッシュだか知らないけどはっきり云って…うるさい。
彼女の前歯の虫歯が異常に気になる…。
とにか彼女は必死って感じで、私としては作品を鑑賞する気も失せてしまう…。

買い物をする時って出会いだと思うのです。
ぱっと見て好きか嫌いか、それだけ。
理由なんかないのです。

実を言うと今回の作品は私の好きな作風でした。

ゆっくりのんびり鑑賞させてもらいたかった。
その中で気に入ったものがあれば買いますよ…。

あの販売員の女性の方の為に、私の時間と気持ちが台無しになってしまいました。

そんな訳で私と夫は、丁重にその場を辞して会場を後にしました。