昭和大橋歯科医院 Dr.chicoの日記

昼休み、高島屋の地下に買い物に行きました。
前回の超ボロボロ部屋着事件があったから
今回はちゃんとオシャレをしていきました。

さて…
デパ地下って本当に楽しいんですよ。

カートを転がしながら野菜売り場の前を通りかかる。
新春になり春野菜が店頭に並び始めると
とってもわくわくします。
『せり』
『菜の花』
『ゆりの根』をかごに入れる。
「ゆりの根はどの位ゆでるんですか？」と
売り場のおばさんに聞いてみると
皮をむき、ほぐして耐熱容器にラップをして入れ
軽くチンすればいいそう。
さすがデパ地下！！勉強になるな。
ゆり根は菜の花と一緒にパスタにしてみよう…。
塩コショウと白ワインでシンプルに味付けしたら合うだろうな。
ゆり根のグラタンとかも美味しそう。
次にトマト『ひなほっぺ』をかごに入れる。
ちなみにコレは1パック650円とお値段は若干高めですが
こちらの地元では超有名トマト。
するとその売り場のおばさんが
「ここにたくさんあるから試食していって」と
お皿にこんもりと盛られたひなほっぺを勧めてくれた。
これだからデパ地下はやめられない。
「わぁ〜有難うございます。」お言葉に甘えていただくことにする。
本当に甘くてジューシーでもう完全にフルーツですね。
ちゃっかり3切れ頂いちゃいました。
そのお皿の横にメキャベツのおひたしのような物が盛られているお皿に目をやる。
「これは何ですか？メキャベツ？」
「あ、それはね『プチベール』。メキャベツとケールを掛け合わせたのね。
美味しいからどんどん食べてね。
今マヨネーズ出してくるから」
「えぇ〜？いいんですかぁ？」と言いつつ口に入れる。
味はメキャベツ似ていてほんのりと青い苦味が口に広がる。とっても美味しい。
さっそく1パック頂く。
その後、『新たまねぎ』と『うど』をかごに入れその場を辞する。
ちなみにこのうどは私の場合、茹でずに生で頂く方が好き。
皮をむいたら細く千切りにしてすりごまとドレッシングでいただきます。

その後
キムチ売り場に行くと韓国からの方だと思われる女性が
店頭に立っている。
大皿には色々なキムチがところ狭しと並べられていて圧巻。
「試食していいですか？」このへんになると
我ながら図々しくなってくる。
それでも嫌な顔ひとつせず小皿に取れ分けてくれて
尚且つ色々なキムチの料理法まで伝授してくださった。
豚肉と白菜キムチで炒める料理の豚キムチは絶対にばら肉がいいとか
賞味期限ギリギリのキムチはごま油で炒めて冷蔵庫で保管すれば
さらに一ヶ月は食べられるとか教えていただきました。
結局白菜キムチとポッサムキムチを購入。
ぜったい焼酎と合うな（ほくそ笑む）。

だんだん喉が渇いてきたので
フレッシュフルーツジュースのスタンドで一休み。
洋ナシのジュースを目の前のジューサーで作ってもらう。
お買い物途中のおば様たちと一緒に
一列にカウンターに腰掛けて喉を潤す。

そしてまた店内を移動すると
わらびもちの出店が出ている。

「1パックください」とおじさんに言うと
「あいよ。」と手早く包装している。
するとそのおじさんが
「あのね、わらびもちを買う人に悪い人はいないんだよ。」と教えてくれた。
「え？そうなんですか？どうして？」
「わらびもちでも食べようかしら〜って思う人はね、気持ちにゆとりがあるんだよね。」
「そうかなぁ〜。
私は生きるのに必死だから、そんなにゆとりはないんですよぉう」
「だってさ、急いでいたりイライラしていたら
わらびもちをわざわざ買おうって気にはならないでしょう？。」
なるほど〜！
「だからね、お嬢さんはいい人なんだよ」
お嬢さんって！！嬉しい〜っ！！
「もう1パックもらっちゃおっかな」

このようにデパ地下はとっても楽しいトコロなんですね。